ヨーガとは④

プレーマを忘れた時、無知の暗闇の中に迷い込み、不幸というものを自ら生み出す。 プレーマとはどうやって味わう(得る)ことができるのか。

味わいは関係性からやってくる。これを【サンバンダ】という。

周りを見渡してほしい。周りにいる人達は必ずあなたと何らかの関係性があるはずだ。友達、恋人、職場、家族、、私達はそこから様々な「想い」を受け取りそれを味わっている。。 その仕組みは何の為にあるのか、、このプレーマを味わえることができるようにある。関係性がプレーマに到達するかどうかを左右するということ。

これは(物質)世界も同じ、関係性がとても大切ということを教えてくれている。いわゆる悪い人と関係性を持ったら、自己もそういう生き方になり始める可能性が高い。関係性とは生き方を左右するということ。それは関係を持った人の「質」(影響)を受け取っているから。。

この例で言うと、悪い人の「質」を受けて自己もそのような生き方に変わってしまう、、。 反対に、ポジティブになりたいと願うのなら、その「質」を持っている人と関係性を持つことでポジティブを得られ、生き方がそのようになるということ。

親は子供に悪い影響は与えたく無いと思う。それは何故か？このことを本質的に知っている。

関係性を持つ＝繋がる＝ヨーガ。そう、ヨーガの意味は「繋がる。」究極的な幸せである、プレーマを得られる関係性を持ち、繋がるということ。それがヨーガ。

【何と繋がる】、何とどんな関係性を持つか、、。 究極的な幸せであるプレーマの質を持っている人と繋がるのだ。その人を

【至上主 クリシュナ】という。

私達は自己の力ではどうにもできない時、【祈願】する。一体何に祈願しているか？「神様」に祈願している。無病息災や合格祈願、七五三など、、神に祈願する。本当の幸せ(願いを叶える)を与えることができるのは生命体の範疇に無いということ。だから私達は神に願う。まずこの事実をよくよく理解しなくてはならない。

【精神】とは神の精と書く。この世界でも精神性が大切だと多くの人は理解している。神の精髄を知ることが精神性を高めるということ。そして近づき関係性を持つこと。そしてそれは同時に魂の学びになる。物質的な学びでは生命体が本当に満足する幸せは得られない。

あなたにとって大切な人と同じように、どんなことがあっても常に側にいるという想いでクリシュナと繋がる。大切な人と同じように見えるように側に居る、そして心でも側にいることを感じながら共に生きること。その関係性を持つ方法を【アビデーヤ】と言い、それが【バクティヨーガ(信愛心/信愛仰)】である。

彼はプレーマを与えてくれる。プレーマとはクリシュナ(神)の愛を味わうこと。それはあなたがこの世界で最高に幸せに感じている味わいを1千、1万倍した以上の幸福なのだ。

ヨーガとは究極的な幸せ。

それはプレーマを得られるから。

その質を持っているのは至上主クリシュナ。

(【クリシュナと繋がる(サンバンダ/関係性)】、それは【バクティヨーガ(アビデーヤ/方法)】にて【究極の幸せプレーマを味わえる【プラヨージャナ(目的)】)

これがヨーガ。クリシュナと繋がる為にあらゆるヴェーダがあり、ヴェーダンタが教えている。そしてその方法をバクティヨーガという。そして最高の愛を知ること。それは

1-サンバンダ/関係性

2-アビデーヤ/方法

3-プラヨージャナ/目的

と順序立て理に適うよう説明してくれている。ヨーガは完全な科学であり、真理。無知に埋もれてしまった幸せを探す目を覚ます為にあり、それは難しい知識や理論ではなく、【愛】のエネルギーを知り味わうこと。

ヨーガとは完全な幸せ最終へつづく。

ヨーガとは完全な幸せ-3はこちら

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この内容全てジャヤーナンダ師より与えられた経典の叡智から得たものです。 師の本には更に多くの教えがあり、それを学ぶことができます。

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