bhagavad gita バガヴァッド・ギーター7-1章2
バガヴァッド・ギーター1章 2節
om namo bhagavate vasudevaya
(ヴァスデーヴァの息子、ヴァーステヴァ、ヴァガーヴァーンに心から敬意を表する)
【1-2】-sanjaya uvaca-
drstva tu pandavanikam vyudham
duryodhanas tada
acaryam upasangamya raja vacanam abravit
(サンジャヤは答えた。ご子息のドゥルヨーダナ王子はパンドゥ兄弟の堅固な陣容を見渡した後、軍師ドローナチャーリャのもとにおもむき、次のように申しました、、)
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ドリタラーシュトラ王は心の「め」も盲目であり、それは精神の「め」も盲目になっていた。
息子(ドゥルヨーダナ/カウラヴァ兄弟)達とパンダヴァ兄弟との和解など到底出来ないとドリタラーシュトラ王は分かっていた。
この戦いが避けられないとはいえ、クルクシェートラという土地での戦いに対してとても心配だった。 秘書のサンジャヤは王の不安が手に取るように分かる。
サンジャヤはクリシュナ(バガヴァーン)の文学的化身であり、ヴェーダを編纂したヴィヤーサの弟子である。 その師より神秘力を授かり、あらゆるものがみえる。
ヨーガ(クリシュナ)は神秘力の主人とも言われる。精神性が高まると、概念の鎖が切れ能力が開花する。それはヨーガを実践する上で眉唾ほどの恩恵なのだが、それでもその神秘力は精神を鍛錬しなければ与えられない。それを与えられているサンジャヤは凄い聖者である。
ドリタラーシュトラ王を勇気付けようと、サンジャヤは息子であるドゥルヨーダナの布陣が何にも影響を受けることは無いだろうと、味方の最高指揮官、軍師ドローナチャーリャに報告をするところを伝えた。
だが、ドゥルヨーダナも父のドリタラーシュトラ王と同じ、内心はパンダヴァ陣営への恐怖は凄まじい。言い知れぬ恐怖が彼の中にみてとれる。
それを隠し、鼓舞するように、3節からはどれ程味方(ドゥルヨーダナ/カウラヴァ陣営)が凄いかを並べ、ただ虚しい安心感を得ようと言葉を並べるのだ。
クリシュナ(バガヴァーン)から離れた生命体はこのように、恐怖と焦り、心配や不安に付きまとわれる。 生命体が本当に頼るべきものが何なのか、、
私達は精神の「め」をひらいて自己に問わなくてはならない。
次節-bhagavad gita バガヴァッド・ギーター6-1章3節
前節-bhagavad gita バガヴァッド・ギーター6-1章1節
この内容全てジャヤーナンダ師より与えられた経典の叡智から得たものです。 師の本には更に多くの教えがあり、それを学ぶことができます。
バクティヨーガ叡智が凝縮されたジャヤーナンダ・ダーサー師 解説本
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ヨガインストラクター:
Prema Yogini d.d(プレーマ・ヨギーニー)
心の健康=幸せとは何なのかを求めヨガに出逢う。
ヨーガが現代に必要な教えを与えている事に気付き学び始める。
ジャヤーナンダ師を師事。
現在もその師の元バクティヨーガの純粋な教えを学んでいる。
バクティヨーガは完全な幸せを知る唯一の方法であり、それはセンチメンタルではなく、完全な科学です。
この世界の科学は便利さという幸せに近いことは追求できますが、本当の幸せを追求することとはまた違います。
バクティヨーガとはこの世界や宇宙がどのように構成、運営されているのか、生命体はどのような構成なのか、それを全て説いた上で、幸せとはなんなのかを私たちに寄り添うよう伝えてくれています。
完全な幸せは優しさや愛情という形でどの生命体(魂)の中にも存在し、それで満たされた本来の姿を知り、味わってもらえたら、、とバクティヨーガの叡智を伝えたく、このYoga Premaを立ち上げる。現在は東京都墨田区押上、宮城県涌谷町/仙台にてヨーガを伝えている。
資格
ギーター・プラチャーリカ/ シュリーマド・バーガヴァタム/ インド政府公認ヨガ資格/ ホットヨガ指導資格/ FTPマットピラティスベーシック/ 全米アライアンスRYT200/ アチュータゴッドラ・ゴーディヤヴァイシュナヴァ パランパラー
ヨーガを学び指導し始め16年、yoga ziyuuを自身で立ち上げ6年継続後、一旦休止。Yoga Premaとして活動を再開。
現在は東京、宮城、他県にて経典はもちろん、経典の教えがアーサナの中にあることも伝えアーサナのクラスも行い、ヨーガの真理を伝えることに従事、尽力している。