bhagavad gita 1章 10節-11節
バガヴァッド・ギーター1章 10節11節
初めの祈り
om namo bhagavate vasudevaya
(ヴァスデーヴァの息子、ヴァーステヴァ、ヴァガーヴァーンに心から敬意を表する)
【1-10】
aparyaptam tad asmakam balam bhismabhiraksitam
paryaptam tv idam etesam balam bhimabhiraksitam
(ビーシュマ祖父率いる我が軍は、強大なることはかり知れず、あのビーマの率いるパーンドゥ軍の強さには限界がありましょう)
【1-11】
ayanesu ca sarvesu yatha-bhagam avasthitah
bhismam evabhiraksantu bhavantah sarva eva hi
(さぁ、みなさん、各自の持ち場にぬかりなくビーシュマ祖父をしっかりと補佐し支えて下さい!)
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ドゥリョーダナは両軍を比較し、最後にビーシュマが居る我が軍(ドゥリョーダ陣)の強さは測りしれなほど強いと思っている。
ビーシュマはバーラタ(インド)王朝の中でも最高の人物でもある。
彼が肉体を離れる時、ブラーフマナの聖者や天界の聖者、ブラフマーの息子であるナーラダ、そしてヴェーダを編纂したヴィヤーサ、その息子であり偉大なサードゥのシューカデーヴァまでもがその時に逢いにきたくらいだ。
そして、ビーシュマは戦いの腕も経験値も最たるものを持っている。だからビーシュマとドローナチャーリャ軍師が居ればドゥリョーダナは絶対に我が軍が勝つと思っている。
だが、人の心はなにと繋がっているのか分からない。それをドゥリョーダナは無知が故に盲目になっている。全ての手綱は自分が握っているのだ!と自己が主人と思っている。そしてこれがカリ時代の生命体(今の私達)がもっている特徴であり、自己の思うようにいかない時にイライラしたり怒る理由はがこれなのだ。
ビーシュマは真理に精髄している偉大なバクタだ。だからこそ、その肉体を離れる時、あらゆる聖者、そしてクリシュナまでもが居た!
何が真理かを知っている。つまりクリシュナが全ての真理であると理解している。それでも尚、ドゥリョーダナ陣営に(外見は)味方した。
ビーシュマは運命を完全に理解している。生命体は全て時によって動かされ、その時からは逃げることは出来ない。時は不完全な生命体でも知覚できるクリシュナの様相だ。
時は運命であり、それからは逃げられない。幸福や不幸は私達生命体の中にはなく、クリシュナの中にあることをよくよく理解している。
真理を知っている人はどの環境にいても決してそこから逃げようとしない。それが運命という思し召しだから。例えそれがドゥリョーダナというあらゆる不幸を招く者に味方をしていても、、何を信じたら良いのか、何と繋がっていれば良いのかを、常にハートに置きそこからブレることはない。
ハートの中に幸と不幸を決める人がいる。それをパラマートマーという。クリシュナの3様相のひとつであり、クリシュナと変わらない存在。それは全ての生命体の中に居てくれている。
ビーシュマはその真理を知っていた。だから何も怖いものなど、執着するものなど無かった。それはクリシュナが自分と共に居り、全て(の結果)はクリシュナ(運命)が与えてくれると信じていたからだ。それはどの生命体にとっても幸福だけになると言うことをビーシュマは知っている。本来は不幸など無く、それは無知が生み出す幻想ということ。
ドゥリョーダナは見た目と、ちっぽけな自己の意識を完全に頼り切って全ての物事をみている。ドゥリョーダナは欲と繋がっている。その未来は破滅である。だが、ビーシュマはクリシュナ(パラマートマー)と繋がっている。それは最高の幸福である。
幸せとは外の環境(肉体意識/物質意識を含め)に依存しない。真理はどんな結果も幸福なのだ。
ハートで何と繋がるか、、言葉を換えるのなら、幸福はクリシュナに依存するということ。
大切な人を想えば幸せを味わえる。
それが真理。
その最高の対象がクリシュナと教えてくれている。
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この内容全てジャヤーナンダ師より与えられた経典の叡智から得たものです。 師の本には更に多くの教えがあり、それを学ぶことができます。
バクティヨーガ叡智が凝縮されたジャヤーナンダ・ダーサー師 解説本
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ヨガインストラクター:
Prema Yogini d.d(プレーマ・ヨギーニー)
心の健康=幸せとは何なのかを求めヨガに出逢う。
ヨーガが現代に必要な教えを与えている事に気付き学び始める。
ジャヤーナンダ師を師事。
現在もその師の元バクティヨーガの純粋な教えを学んでいる。
バクティヨーガは完全な幸せを知る唯一の方法であり、それはセンチメンタルではなく、完全な科学です。
この世界の科学は便利さという幸せに近いことは追求できますが、本当の幸せを追求することとはまた違います。
バクティヨーガとはこの世界や宇宙がどのように構成、運営されているのか、生命体はどのような構成なのか、それを全て説いた上で、幸せとはなんなのかを私たちに寄り添うよう伝えてくれています。
完全な幸せは優しさや愛情という形でどの生命体(魂)の中にも存在し、それで満たされた本来の姿を知り、味わってもらえたら、、とバクティヨーガの叡智を伝えたく、このYoga Premaを立ち上げる。現在は東京都墨田区押上、宮城県涌谷町/仙台にてヨーガを伝えている。
資格
ギーター・プラチャーリカ/ シュリーマド・バーガヴァタム/ インド政府公認ヨガ資格/ ホットヨガ指導資格/ FTPマットピラティスベーシック/ 全米アライアンスRYT200/ アチュータゴッドラ・ゴーディヤヴァイシュナヴァ パランパラー
ヨーガを学び指導し始め16年、yoga ziyuuを自身で立ち上げ6年継続後、一旦休止。Yoga Premaとして活動を再開。
現在は東京、宮城、他県にて経典はもちろん、経典の教えがアーサナの中にあることも伝えアーサナのクラスも行い、ヨーガの真理を伝えることに従事、尽力している。