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bhagavad gita 2章 6節

初めの祈り

om namo bhagavate vasudevaya

(ヴァスデーヴァの息子、ヴァーステヴァ、ヴァガーヴァーンに心から敬意を表する)


【2-6】

na caited vidmah kataran no garyo yad va jayema yadi va no jayeyuh

yan eva hatva na jijivisamas te vasthitah pramukhe dhartarastrah

(ああ、私はどうすれば良いのか。敵に勝つべきか、負けるべきか?殺せば私も行きたいとは望まない。ドリタラーシュトラ側についた彼らと対陣するとは)

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アルジュナはどうしたら良いのか迷っている。望む戦いでは無い、勝っても負けても不幸になる。無益な殺し合いはしたくない、、。戦うべきか、戦わず物乞いになるか、、アルジュナはそれを迷っている。

アルジュナの特質がここに垣間見える。物乞いとは一見一番低俗に見えるかもしれないが、精神的な視点で見るとこれはとても段階が高い。

例えば、もし、何らかの理由で、明日から家もお金も自己を証明する一切合切失うとする。多分多くの人が【明日からどうやって生きよう】と必死に考え始めると思う。家族や今までの全てを置いて、【物乞いになるしかない】などの心境にはまずならないと思う。

なぜその考えに至らないかといえば、今まであったお金、家族、地位、家などに執着しているからに他ならない。そしてそれらがないと生きていけない、、と誤認識している。

過去の思い出、、取り分け、自己に幸せと思える味わいを与えてくれたことを綺麗さっぱり手放すということは中々できない。それは自己の胸に聞いてみればすぐに証明されるだろう。大好きな家族、恋人、友達や仕事など、、今すぐに放棄できるだろうか??きっと色々な想いが駆け巡るだろう。

【自分のもの(執着/肉体意識)】という概念がどれほど強いかもよく理解できる。

それ故に、「物乞いになるしかない」と言えることは、精神的な修練の中でも最も高い段階でないと難しく、無執着でないと難しい。

ゴウラニタイ

物質的なものから完全に離れている人をakincana(アキンチャナ)という。そういう人はこのような心境であると言われている。《私の財産は唯一クリシュナだけ》この心境になった時に完全に執着(肉体意識)から開放されるのだが、それがアルジュナである、、ということをここで証明しているのだ。

ヨーガの定義は心を支配すること。それは感覚の下僕(しもべ)となっている状態から抜け出すということ。感覚を制御できなければ知識は明かされない。知識が来なければ、献身奉仕が高い段階ということを理解することは難しい。献身奉仕(バクティヨーガ)をすることが難しければ、幸せを味わうことは無い。

心(感覚)の繫がる方向性を何故変えなければ(支配しなければ)ならないのか、、それは最終地点へ向かう為の方法(アビデーヤ)の、献身奉仕ができるからである。

そんな偉大な献身者であるアルジュナも、クリシュナの計画には逆らえない。アルジュナが何故無知になったかといえば、これから来るであろう、争いと偽りの時代に生まれる生命体が幸せに向かえるようにと、クリシュナが真理を残したかったからに他ならない。

クリシュナはクリシュナ自身が避難されたり馬鹿にされたりされることは全く気にしない。けれど、バクタ(バクティヨーガの実践者)が苦しむことは耐えることができない。これがクリシュナの深い愛情である。その愛情のもと残されたのがギーターなのだ。

クリシュナの計画はアルジュナを選んだ。それは彼が偉大なバクタであるからに他ならない。バクティヨーガでしかクリシュナを知ることはできない。

ギーターは一貫してそのメッセージを伝えてくれている。

それはクリシュナからの理由のない愛で溢れている。その想いという愛に触れた時、理由の無い涙が目からこぼれ落ち流れる。。

サドゥマハラージャマンジャリー

次節【2章 7節へ続く】

前節bhagavad gita バガヴァッド・ギーター2章4節5節

【2020年5月よりsukura yogaスタジオ、藝ヨーガセンターにて全米アライアンス200時間、経典にてこのバガヴァッド・ギーターを伝えさせてもらいます。ヨーガを学びたい方は是非】

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この内容全てジャヤーナンダ師より与えられた経典の叡智から得たものです。 師の本には更に多くの教えがあり、それを学ぶことができます。

バクティヨーガ叡智が凝縮されたジャヤーナンダ・ダーサー師 解説本

ヨガインストラクター:Prema Yogini d.d(プレーマ・ヨギーニー)

心の健康=幸せとは何なのかを求めヨガに出逢う。

ヨーガが現代に必要な教えを与えている事に気付き学び始める。

ジャヤーナンダ師を師事。

現在もその師の元バクティヨーガの純粋な教えを学んでいる。

バクティヨーガは完全な幸せを知る唯一の方法であり、それはセンチメンタルではなく、完全な科学です。

この世界の科学は便利さという幸せに近いことは追求できますが、本当の幸せを追求することとはまた違います。

バクティヨーガとはこの世界や宇宙がどのように構成、運営されているのか、生命体はどのような構成なのか、それを全て説いた上で、幸せとはなんなのかを私たちに寄り添うよう伝えてくれています。

完全な幸せは優しさや愛情という形でどの生命体(魂)の中にも存在し、それで満たされた本来の姿を知り、味わってもらえたら、、とバクティヨーガの叡智を伝えたく、このYoga Premaを立ち上げる。

資格

ギーター・プラチャーリカ/ インド政府公認ヨガ資格/ ホットヨガ指導資格/ FTPマットピラティスベーシック/ 全米アライアンスRYT200/ アチュータゴッドラ・ゴーディヤヴァイシュナヴァ パランパラー

ヨーガを学び指導し始め12年、yoga ziyuuを自身で立ち上げ6年継続後、一旦休止。Yoga Premaとして活動を再開。

現在は東京、宮城、他県にて経典はもちろん、経典の教えがアーサナの中にあることも伝えアーサナのクラスも行い、ヨーガの真理を伝えることに従事、尽力している。