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bhagavad gita 2章 7節

初めの祈り

om namo bhagavate vasudevaya

(ヴァスデーヴァの息子、ヴァーステヴァ、ヴァガーヴァーンに心から敬意を表する)


【2-7】

karpanya-dosopahata-svabhavah prcchami tvam dharma-sammudha-cetah

yac chreyah syan niscitam bruhi tan me sisyas te'ham sadhi mam tvam prapannam

(心の弱さ故に武勇を失い、どれが義にかなう道かわかりません。どうか、最善の道を教えて下さい。私はあなたの弟子、絶対に服従します)

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前節でアルジュナの特質が述べられた。それは精神的な視点の無執着が高い段階を私たちに教えてくれ、その後にアルジュナの行動が私たちに教えてくれていること、それは【教えを乞う】ことである。

私達の問題がここに明確に述べられている。あとの章でも伝えられているが、私達生命体の問題は【心の弱さ】にある。心が何かに執着してしまうこと、そして正しいものに対しての信念が持てないこと、、これが問題であると明確に述べている。

つまり、今自己が置かれている環境や他人に対して何かしらの問題を感じているのだとしたら、それは周りではなく、自己の心の弱さが原因なんだよ、、と教えてくれている。よくヨーガでは自己に全ての原因があると言われる。その中に心の弱さもある。

生命体は皆この世界に生まれた時から心が弱い。何故なら無知であるから。それを正常に戻す為には「執着を放棄せよ」「信念を育む」とういうこと。それは無知を取り除くことでやってくる。無知がもれなく迷いを引き連れてくる。アルジュナも「なにが義にかなう道か分からない」と言っている。私達生命体が迷うのはこの無知が原因だよ、、と教えてくれている。

アルジュナは色々迷った挙句、クリシュナに教えを乞い願った。そして私はあなたの弟子になりますと宣言をした。これを【師弟継承】と言う。生命体は皆、無知の暗闇に中に生まれてきた。そこから抜け出す為の執着を放棄すること、信念を育むことの方法を教えてくれるのが【師(グル)】である。よく師(グル)は無知を照らす光と言われている。執着を放棄し、信念を育んだ先に何があるかというと、精神性(幸福)である。その道を与えてくれるのが唯一、【師(グル)】なのだ。故に精神の道は師(グル)が全てである。クリシュナは生命体が幸せへ向かう正しい方法をこの節で伝えてくれているのだ。

ケーシャヴァババ

この師弟継承は最も重要なことである。故にこの世界でもそのシステムにそって物事が展開されている。それは親もそうだし、先生、会社の先輩、先人の教えなどがそれに当たる。このしてんでこの世界を見ていくと、師弟継承で物事が運営されていることに気がつく。もしその教えに従うことや力を借りることができなかったら、喧嘩や争いにり、幸せから遠ざかる。

師弟継承とはその人に敬意を捧げるということでもある。この世界はそれにそって展開しているのであれば、あらゆる生命体に敬意を捧げることによって、人として生きる正しい(幸せな)道から外れることは無いということでもある。多くの人は幸せは自分次第と思っているかも知れない。それは師(グル)がいる場合のみその言葉が使える。

生まれた時に親、もしくは大人が居なければどうやってその赤ん坊は生きることができよう??それと同じように私たちは何歳になっても師(グル)が必要なのである。自分の意見だけで生きることは、執着を強め、間違った信念を育みやすい。

何かに迷い悩むことがあったら、師(グル)に聞きなさいと教えてくれているのだ。感情のエゴはとても強い。だから迷ったり悩んだりしてしまうと、感情のエゴにより、自分が良い思いをするにはどっちか、、自分が苦しまない方はどっちか、、という考え方を余儀なくされる。経典ではその考え方は動物的であり、自己のテリトリーに関することにしか興味が無いということである。その動物は、食べる・寝る・家族をまもる・性交することを大切にする。言い換えると、動物でさえそれは大切にしているということでもある。

人はもっと大切にすべきものがあるという事を思い出さなくてはならない。無知というのは大切なもの履き違えているよ、、ということなのだ。食べること寝ること、家族のこと、子孫を増やすこと、それが幸せの対象ではないということをヴェーダは一貫して伝えている。

【精神の師】が与えられた時、人は人として生き始める。そしてそれが何よりも幸せなことであると気付く。その時、心の弱さという執着と信念は共に自然に愛に変わる。

アルジュナはここで、クリシュナを精神の師と受け入れた。そしてここからアルジュナの無知は完全に取り払われる。師を自己の中においた時、私達の無知の暗闇という苦は取り除かれる。この節は生命体にとってとても重要な教えを啓示してくれている。それは全生命体の幸福を願うクリシュナのメッセージである。

ヴリンダーヴァナ

次節【2章 8節へ続く】

前節bhagavad gita バガヴァッド・ギーター2章6節

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この内容全てジャヤーナンダ師より与えられた経典の叡智から得たものです。 師の本には更に多くの教えがあり、それを学ぶことができます。

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ヨガインストラクター:
Prema Yogini d.d(プレーマ・ヨギーニー)

心の健康=幸せとは何なのかを求めヨガに出逢う。

ヨーガが現代に必要な教えを与えている事に気付き学び始める。

ジャヤーナンダ師を師事。

現在もその師の元バクティヨーガの純粋な教えを学んでいる。

バクティヨーガは完全な幸せを知る唯一の方法であり、それはセンチメンタルではなく、完全な科学です。

この世界の科学は便利さという幸せに近いことは追求できますが、本当の幸せを追求することとはまた違います。

バクティヨーガとはこの世界や宇宙がどのように構成、運営されているのか、生命体はどのような構成なのか、それを全て説いた上で、幸せとはなんなのかを私たちに寄り添うよう伝えてくれています。

完全な幸せは優しさや愛情という形でどの生命体(魂)の中にも存在し、それで満たされた本来の姿を知り、味わってもらえたら、、とバクティヨーガの叡智を伝えたく、このYoga Premaを立ち上げる。現在は東京都江東区住吉、宮城県涌谷町にてヨーガを伝えている。

資格

ギーター・プラチャーリカ/ シュリーマド・バーガヴァタム50/ インド政府公認ヨガ資格/ ホットヨガ指導資格/ FTPマットピラティスベーシック/ 全米アライアンスRYT200/ アチュータゴッドラ・ゴーディヤヴァイシュナヴァ パランパラー

ヨーガを学び指導し始め12年、yoga ziyuuを自身で立ち上げ6年継続後、一旦休止。Yoga Premaとして活動を再開。

現在は東京、宮城、他県にて経典はもちろん、経典の教えがアーサナの中にあることも伝えアーサナのクラスも行い、ヨーガの真理を伝えることに従事、尽力している。