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bhagavad gita 1章 14節-15節

バガヴァッド・ギーター1章 14節-15節

初めの祈り

om namo bhagavate vasudevaya

(ヴァスデーヴァの息子、ヴァーステヴァ、ヴァガーヴァーンに心から敬意を表する)


【1-14】

tatah svetair hayair yukte mahati syandane sthitau

madhavah pandavas caiva divyau sankhau pradadhmatuh

(するとパーンドゥ軍からは、クリシュナとダナンジャヤ(アルジュナ)が白馬にひかせた戦車に乗って神秘のほら貝を吹き鳴らす)

【1-15】

pancajanyam hrsikeso devadattam dhanakjyah

paundram dadhmau maha-sankham bhima-karma vrkodarah

(フリシーケーシャ(クリシュナ)は、パンチャジャンニャ(5生)というほら貝を、アルジュナはデーヴァダッタ(神授)のほら貝を、猛将ビーマは見るもの恐ろしげなパウンドラもいう長いほら貝を吹き鳴らす)

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ドゥルヨーダナ軍のほら貝を聞いたクリシュナとアルジュナも、ほら貝を吹き鳴らし始めた。

ドゥルヨーダナ軍のほら貝はただの(空の)貝だが、クリシュナとアルジュナの貝は神秘的なほら貝であり、完全な勝利の音。

そして、クリシュナはここてフリシーケーシャと呼ばれている。フリシーケーシャとは「感覚の主人」という意味。

私達の問題は「感覚=自己」と思っている無知が引き起こす。だから、クリシュナの化身として現れたカピラムニはサーンキャ哲学を説き、それは「心を制御せよ」と伝えてくれている。その脈を受け継いでいるヨーガスートラでもまず、「citta vrtti nirodhah」と説いている。

「チッタをコントロールせよ」と、伝えてくれている。チッタとは「心・知性・偽の自我」であり、これを幽体という。この幽体をコントロールしないと人は問題を生み続けるよ、「感覚(チッタ)=自己」と認識しているうちは問題を生み続けるよ、、と教えてくれている。

どうやってコントロールするのか。

ヴリンダーヴァン厶ンゲル

それをギーターは、感覚(チッタ)には主人がいるのだよ、と思い出させてくれている。感覚は何かひとつのものに集中し、繋がると静まる。繋がることを瞑想と言い、瞑想し(繋がり)続けることをヨーガと言う。

その対象が感覚の主人であれば、生命体の感覚は完全に満たされ、「外に幸せを見出す」ことを止め、二元相対の世界から抜け出すことができる。それはもう問題は自己の中に生まれないということ。

感覚のコントール(調和)ができれば私達の無知が取り除かれていく。それをチッタ(感覚)を綺麗にすると言う。チッタ(感覚)を綺麗にし、それを壊すことがヨーガの全システムの目的でもある。

フリシーケーシャ、感覚の主人であるクリシュナと繋がることで、私達の感覚(感覚)が綺麗になり始める。

それは私達が、この世界の何かがあれば、(誰かが)居れば「幸せ」と思っている幻想から抜け出せる。言葉を変えれば幻想に勝利することができる。

不幸と呼ばれる源に勝つということ。

ドゥルヨーダナ軍のほら貝が空っぽなのは、エゴを満たしたいと、それは虚しいことを意味している。エゴとは感覚満足。感覚満足は終わりがあるとても虚しいもの。そして幸せは得られず、味わえない。

それは感覚の使い方が間違っていることを意味する。クリシュナに感覚が向いた時、感覚は正しく使われ、エゴという二元相対の幻想から抜け出すことができるとここで教えてくれている。

私達は感覚を自己のものと思い込んでいる。それこそが無知であり、不幸を生む。

ギーターは生命体をゴースワミー(感覚の主人)になる方法を教えてくれている。それはクリシュナと繋がった時になれるということ。その方法は話を進めていくうちに知ることができるが、最高峰の方法はナーマサンキールタンであり、このマハーマントラである。

ハレークリシュナ ハレークリシュナ

クリシュナ クリシュナ ハレーハレー

ハレーラーマ ハレーラーマ

ラーマ ラーマ ハレー ハレー

生命体は感覚も含め、何ひとつ自分のものではいないということを証明しており、徹底的にエゴ(偽の自我/チッタ)を壊す大切さを伝えてくれている。

勝利とは永遠に続く至福のことであり、エゴ(自分が主人であるという想い)があるところにはやってこない。主人に頼る(委ねる)ところにやってくる。

その主人はクリシュナであり、クリシュナがいるとろころに最高の幸運(シュリー/女神)がいる。

綺麗にすべきは自己の意識であり、幸せ(勝利)は見た目に依存することは決して無い。もし、それを望むのであれば遅かれ早かれその代償(不幸)を受け取るということ。

それが真理。。

ラッシー屋

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この内容全てジャヤーナンダ師より与えられた経典の叡智から得たものです。 師の本には更に多くの教えがあり、それを学ぶことができます。

バクティヨーガ叡智が凝縮されたジャヤーナンダ・ダーサー師 解説本

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ヨガインストラクター:
Prema Yogini d.d(プレーマ・ヨギーニー)

心の健康=幸せとは何なのかを求めヨガに出逢う。

ヨーガが現代に必要な教えを与えている事に気付き学び始める。

ジャヤーナンダ師を師事。

現在もその師の元バクティヨーガの純粋な教えを学んでいる。

バクティヨーガは完全な幸せを知る唯一の方法であり、それはセンチメンタルではなく、完全な科学です。

この世界の科学は便利さという幸せに近いことは追求できますが、本当の幸せを追求することとはまた違います。

バクティヨーガとはこの世界や宇宙がどのように構成、運営されているのか、生命体はどのような構成なのか、それを全て説いた上で、幸せとはなんなのかを私たちに寄り添うよう伝えてくれています。

完全な幸せは優しさや愛情という形でどの生命体(魂)の中にも存在し、それで満たされた本来の姿を知り、味わってもらえたら、、とバクティヨーガの叡智を伝えたく、このYoga Premaを立ち上げる。現在は東京都墨田区押上、宮城県涌谷町/仙台にてヨーガを伝えている。

資格

ギーター・プラチャーリカ/ シュリーマド・バーガヴァタム/ インド政府公認ヨガ資格/ ホットヨガ指導資格/ FTPマットピラティスベーシック/ 全米アライアンスRYT200/ アチュータゴッドラ・ゴーディヤヴァイシュナヴァ パランパラー

ヨーガを学び指導し始め16年、yoga ziyuuを自身で立ち上げ6年継続後、一旦休止。Yoga Premaとして活動を再開。

現在は東京、宮城、他県にて経典はもちろん、経典の教えがアーサナの中にあることも伝えアーサナのクラスも行い、ヨーガの真理を伝えることに従事、尽力している。