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bhagavad gita 2章 1節

初めの祈り

om namo bhagavate vasudevaya

(ヴァスデーヴァの息子、ヴァーステヴァ、ヴァガーヴァーンに心から敬意を表する)


【2-1】

sanjaya uvaca-

tam tatha krpayavistam asru-purnakuleksanam

visidantam idam vakyam uvaca madhusudanah

(サンジャヤ言う。憐れみと悲しみに胸ふさがれ、目に涙を浮かべたアルジュナを見て、マドゥを殺したた主クリシュナ(マドゥスーダナ)は次のように語りました)

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アルジュナは悲しみに飲み込まれ、その場に崩れるように座り込んでしまった。自己の本質、、自己が一体何者なのか??を知らないとういう「無知」がこの世界のあらゆるものに執着を生み、自ら苦しみの海の中に入る。生命体は悲しまなくて良いことで悲しみ、苦しまなくて良いことで苦しむ。それは自己の本質を忘れてしまっているからだ。

自己の本質を知るということはがあらゆる苦しみ悲しみから自由になるということ。

自己の本質とはなにか??それが「魂」である。私達の中には心というものがある。それは見ることはできない。それなのにも関わらず、何故多くの人は心が生命体の中にあると信じられるのか、、それは心というものを見えなくとも感じているからに他ならない。

では何故魂と言われた時に、多くの人が急に異次元のように感じるのか、、全ての生命体の中にそれはあるのにも関わらず、「感じる」ということができていないからだ。この状態を「無知」という。

自然の景色の圧倒的な美しい力を見たとき、頭は真っ白になり心は動くのを止め、ただその光景に見とれてしまう。その時に味わっている「美しい」は心ではなく、もっと深いところで感じているような時がある。時には涙さえも流れる、、その景色は見た人に絶対的な満たされた幸せを与えてくれる。だから元気がない時に、自然の中に行きたいと思うことがあるかもしれない。

マーシー

自然とは生命体の力の及ばない範疇で全てが運営、創造れており、生命体は人の陣地の及ばない範疇があると知った時、あらゆる苦しい悲しいというものが全てちっぽけに感じられ、しがらみという檻から本当に自然な形で開放される。 それを可能にしている味わいはどこからやってくるかというと、それが魂である。

自己を魂だと認識することは、上記の味わいが自動的にやってきて、苦しみや悲しみをいとも簡単に開放してくれるということ。全生命体の本当の姿は魂である、だから苦しむ必要無く生きることができる。それこそが本来の生命体の生きるという自然な状態なのだ。

そのことはヨーガスートラにも定義されている。「Tadā draṣṭuḥ svarūpe’vasthānam(1-3)/その時、本来(魂)の姿で留まる」

生命体はそのことをすっかり忘れており、同時に「自分は身体と心だけの存在である」という認識が多くの苦しみや悲しみを引き連れることも忘れている。生きていれば苦しいことも悲しいこともあるのが当たり前であり、そこから抜け出すには??という疑問すら持つこともない。そして肉体のこと、心を満たすことだけに必死になっている。だからいつも心配が絶えない。その状態のことを無知の大海に溺れていると言われる。

生命体の存在は魂である。満たされた状態をいつも味わうことができる唯一の存在である。そのことをすっかり忘れてしまっていて、これは苦しこと、しんどいこと、、と勝手に思いその幻想(無知)に包まれてしまっている。その幻想という悪魔をやっつけなければ魂の姿を感じることはできない。

マドゥという悪魔を殺し、生命体に完全な喜びを与えてくれたクリシュナにアルジュナは保護を求めている。幻想を幻想と認識し、自分の本当の姿を取り戻すためにはクリシュナに保護を求めよと教えてくれている。クリシュナに保護を求める以外は真に無知の大海を渡ることはできないよ、、と教えてくれている。

肉体(物質)と精神(魂)の違いを理解し、生命体が本当にやるべきこと(サナータナダルマ)ができるように真の姿へ向かうこと、、幸せとはやるべきことをしなければやってこない。そのやるべきことは、自分が何者かを知ることから始まる。生命体は幸せというものを履き違えているよ、、その声のする方へ歩き始めるタイミングが今が与えられている。

ラーダークンダ

次節【2章 2節へ続く】

前節元気になりたい!!時になぜヨーガのポーズがススメられるのか


この内容全てジャヤーナンダ師より与えられた経典の叡智から得たものです。 師の本には更に多くの教えがあり、それを学ぶことができます。

バクティヨーガ叡智が凝縮されたジャヤーナンダ・ダーサー師 解説本

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ヨガインストラクター:Prema Yogini d.d(プレーマ・ヨギーニー)

心の健康=幸せとは何なのかを求めヨガに出逢う。

ヨーガが現代に必要な教えを与えている事に気付き学び始める。

ジャヤーナンダ師を師事。

現在もその師の元バクティヨーガの純粋な教えを学んでいる。

バクティヨーガは完全な幸せを知る唯一の方法であり、それはセンチメンタルではなく、完全な科学です。

この世界の科学は便利さという幸せに近いことは追求できますが、本当の幸せを追求することとはまた違います。

バクティヨーガとはこの世界や宇宙がどのように構成、運営されているのか、生命体はどのような構成なのか、それを全て説いた上で、幸せとはなんなのかを私たちに寄り添うよう伝えてくれています。

完全な幸せは優しさや愛情という形でどの生命体(魂)の中にも存在し、それで満たされた本来の姿を知り、味わってもらえたら、、とバクティヨーガの叡智を伝えたく、このYoga Premaを立ち上げる。現在は東京都江東区住吉、宮城県涌谷町にてヨーガを伝えている。

資格

ギーター・プラチャーリカ/ シュリーマド・バーガヴァタム50/ インド政府公認ヨガ資格/ ホットヨガ指導資格/ FTPマットピラティスベーシック/ 全米アライアンスRYT200/ アチュータゴッドラ・ゴーディヤヴァイシュナヴァ パランパラー

ヨーガを学び指導し始め12年、yoga ziyuuを自身で立ち上げ6年継続後、一旦休止。Yoga Premaとして活動を再開。

現在は東京、宮城、他県にて経典はもちろん、経典の教えがアーサナの中にあることも伝えアーサナのクラスも行い、ヨーガの真理を伝えることに従事、尽力している。