当たり前の言葉からの学び / staff Blog
当たり前という言葉の意味
『そうあるべきこと、当然、普通であること』
この当たり前という言葉から生活の中での気づきを2つお話しできればなぁと思います。
今回は【①夫婦篇 外国人夫との生活】
共働きと家事分担について、私は結婚後仕事バリバリするつもりはなかったけど、一人で家事を請け負うよりかは夫にやってもらえたらなぁと密かに思っていました。
でも、思うだけでは夫の重い腰は上がらず…
異文化を持つ夫との生活も、楽しいことよりも面倒、嫌だなと思うことが増え始め、チリツモ(塵も積もれば山となる)で、結婚して数ヶ月で爆発しました。
話し合いをし、夫も家事をするといってくれました。
とは言え、洗い物は水を流しっぱなし、洗濯物はシワ伸ばさないし、 「俺には俺のやり方がある」と言われたり、洗濯物はバスタオル1枚に洗濯物ピンチを10コ使い、「洗濯物ピンチが足りない!」と逆ギレされたり、「俺の干し方が悪いならやらない」と洗濯物に触らない日もありました。
今度は夫がイライラし始め、夫婦険悪になっていました。そこからの数年、あーだこーだ言いながらの家事分担。
そんな生活の中で少しずつ変化していったのが、ヨーガの実践練習の一つでどんなことでも“ありがとう”を言い続けようという練習の効果です。
問題が起こる時は相手に原因があるのではなく、自分に問題があるとよく先生から言われます。
ありがとうを続けていくことで、自分の問題を作り出している自分の意識や心の中が少しずつ良い方向へと変わっていくのです。
夫婦家事分担は当たり前、家事の方法はこれが当たり前など、私からの当たり前を押しつけていたことが根底にあった夫婦問題。
いまでも我流な夫の家事ですが、仕事から帰宅して1つでも何かやってくれていると、ありがとう!と思えるようになりました。
家事において食事、デリケートな物、細かいことは私が担当するなど物質的に工夫もしていますが、夫婦の中でお互いのやり方に干渉しなくなったのと、お互いが自分が出来ないことをしているんだと認識し合った時に自然とありがとう言い合えているなぁと思います。
当たり前、そうあるべきことは職人や社会人などのある程度の質を維持するためには必要なこと、出来なければいけないことはあります。
社会にでれば、あいさつが当たり前と言われることもその一つです。
なので当たり前と言う言葉が悪いとかではないのですが、家族という小さなコミュニティでは、ダイレクトにそばにいる人に当たり前という中にある自分のルール、こだわりが強くぶつかっていきます。
なので、普段の生活の中で夫婦や友人関係など、ギクシャクを感じたら問題はちょっと置いて、ありがとうを実践してみてはどうでしょう。
時間はかかるかもしれませんが、いつもとは違う方向へと進めると思います。
次回は、②育児篇:子供が当たり前を獲得するまでのお話予定です。
写真は、噂の私の夫と予想を飛び越えた義母からの夫へのクリスマスプレゼント
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ヨガインストラクター:
Maha Lakshumi DD(マハー・ラクシュミー)
Mai DD(マイ)
運動不足やストレス発散目的でヨガを始める。
もともと人の体や心について学ぶことに興味があり、ヨガクラスを受けていく中で感じる心身共に軽くなる感覚がなぜなのかと疑問に思う。ヨガの知識に人の心と身体に関する哲学があることを知り、ヨガを学び始る。
自身のヨガレッスンでは
「日常の中にある苦しみや悲しみではなく、幸せに気づいていけるように」と、
思いを込めてヨガを伝えている。
【資格】
全米ヨガアライアンスRYT200.500/マタニティヨガアライアンス/キッズヨガアライアンス/シニアヨガアライアンス/シュリー・マド・バーガヴァタム・バクティ50