マネをしてみる / staff Blog
ゴーヴィンダプリヤです。今月は「マネをしてみる」についてシェアさせてください。
以前のブログの中で、日常の中のヨガとして【外的な出来事、感情に振り回されず、どの行動においても愛で包む】(以下「ヨガ的な行動」と表現します。)ということをお伝えしました。
最近、この「ヨガ的な行動」を少しでもできるようにと、マネをしてみている言葉が「もしかしたら違うかもしれないのだけど…」という枕詞です。
これはプレーマヨギーニー先生にバーガヴァタムの講座の中でシェアしていただいた言葉です。 講座では、経典が物語の登場人物を通して伝えている「私たちはどうあるべきか」ということを、先生のお話から、みんなとの会話を重ねながら、学んでいくのですが、
この物語の中で、非常に妬み深く、無知で、勝手に悪い妄想をし、残酷な行動を取っていくカムサ王が出てきた時のこと、このカムサ王に対して、どうあるべきか、ということに対しての解が「どれだけ相手が悪魔的な相手であったとしても、自分を苦しめる相手であったとしても、敬意を払う」ということでした。
それが「ヨガ的な行動」であると。
何事もマネから〜アーサナ編⬆〜
これを日常生活に落とし込んでみると、例えば意見の違う相手が出てきた時などが当てはまってくると思います。対立の度合いに関わらず、どんな時、どんな相手であっても敬意を払うということ。
そして、敬意を払いながら意見を伝えるためにおすすめの言葉が「もしかしたら違うかもしれないのだけど…」ということです。
元々意識せずとも使っている方もいらっしゃると思います。 私自身は、この言葉を取り入れたことで、すごくコミュニケーションがやわらかくなったように思います。こどもたちに伝えるとき、会社でチームメンバーと意識のすり合わせをするとき、伝えること・意識のすり合わせをすること自体がとてもポジティブなものになっていることを感じます。
仕事もはじめは先輩のマネからはじめるように、ヨガの学びも、経典から、先生から、仲間から、「マネをしてみる」ことが大事ですね!
実はもう一つ私がいいなと思っているのが、娘の口癖です。私がなんやかんやと彼女に取って不都合なことを言った時、結構な頻度で彼女はまったく意に介さず、自分の都合を通そうと、「いいじゃな〜い♡」と返してきます笑。
私とはまったく違う思考回路に毎度驚きますが、そのハッピーでポジティブな質はとてもありがたく、言われるとなんだか心がゆるみます。そして確かに改めて考えて見ると「まあいっか!笑」と思うことばかり!私がいかに勝手に何物かに囚われたか、ということに気づかされます。
勝手に思いこむカムサ王的な要素を自分に感じつつ、「いいじゃな〜い♡」に心をやわらかくしながら、一歩一歩これからもマネをしながら歩んでいきたいなと思います。
何事もマネから〜ママ編 鼻くそ取り☺⬆〜
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ヨガインストラクター:
Govinda Priya D.D (ゴーヴィンダ・プリヤ)
出産後、とにかく身体を動かしたい・整えたい、と訪れたヨーガスタジオで、ただ身体を動かしたことによる爽快感以上の、満たされるようなしあわせな感覚と出会い、これを伝えていきたいと思い、ヨーガの学びをはじめる。
日常の役割から少し離れて、感じる力を取り戻し、それぞれの中にあるあたたかさを広げていけるように、という想いを込めてヨーガの味わいを伝えている。
【資格】
全米ヨガアライアンスRYT200/ギーター・プラチャーリカ