ゴーヴィンダプリヤです。今月は心との向き合い方について、シェアさせてください。

わたしたち現代人は、効率化を競い合った結果、精神が落ち着かなくなった、短気で待てなくなった、と言われています。

私自身、その傾向はとてもとても感じていて、日々の生活の中で、何度こどもたちに「早くして！！！！！」と言っていることか。。。

そんな中、プレーマヨギーニー先生のバガヴァッド・ギーターのクラスでとても面白い実践を教えていただきました。

それは、イライラしてしまうような、本来あって欲しい姿から離れてしまった時に、「心よ！どうかやめてくれ！」と口に出して言ってみる、ということです。

よくヨガの中で「心を支配する」という表現がありますが、「心を支配できている状態」というのは、感情に振り回されるのでは無く、穏やかに、いい方向に意識を向け続け、起きた事象に対して、ただ丁寧にケアをする、ということができている状態です。

私たちは、心が自分と同一であると思いがちで、結果、心に振り回されてしまうため、「心を支配する」ということが非常に難しいのですが、この実践は、私たちに「心と自分は別のものである」ということを強く思い出させ、そして心に振り回されない練習をもたらしてくれます。

自分の中で、イライラがふくらみ始めた時、「心よ！どうかおこらないでー」と実際に口に出して言ってみると、本当に面白いことに、イライラしていた感情からすっと少し離れるような感覚が。

そしてこれは自分だけでなく、イライラしている相手に対して接する時にも有効なようで、子供が何かにイライラし始めてしまった時「ラティちゃんの心さん、おこらないでー」と声に出してみると、子供も私もふっと我に帰るような、外的な影響で心が揺れ動いていただけだ、ということに気付けるような感覚が起こり、心のあり方にすごく大きな変化がありました。

あー心と意識の関係って本当におもしろい。

「心を支配する」「いい方向に意識を向けていく」ということ、もしかしたらほんのすこーーーーし味わえたのかも！？

これから、少しずつ実践を重ねていけたらなと思います。みなさまももしよかったら、いっしょに試してみてくださいね。

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